デイトレードやスキャルピングトレードで対象とする銘柄は、基本的に値動き(ボラティリティ)が大きい銘柄です。しかし、最も重要な選定基準は、その日のうちに売買を確実に完結できるだけの流動性があるかどうかです。流動性が確保されていれば、それがトレード対象となり得ます。
銘柄選定で注意すべき点
1. アルゴリズム取引(アルゴ)が激しい銘柄の扱いに注意
「よく動く銘柄」の中でも、アルゴリズム取引(アルゴ)が激しい銘柄には注意が必要です。
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「板」を見るトレーダーの場合: リアルタイムの板情報(買い注文と売り注文の状況)を観察してトレードするスタイルでは、アルゴが激しいと動きが読みにくくなり、意図しない注文の割り込みや約定の邪魔をされるため、敬遠されがちです。
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「チャート」を見るトレーダーの場合: 比較的長い時間軸でチャートを意識したデイトレードを行う場合は、大型株のようにアルゴリズムが強く働いている銘柄でも、取引対象とすることができます。
2. 出来高(流動性)の少ない銘柄の可能性
出来高が少ない銘柄も、その日の売買を完結できる流動性が確保できればデイトレードの対象となります。
出来高の少ない銘柄では、スプレッド(買い板と売り板の価格差)が広がる傾向があります。これは一見デメリットですが、相場をよく観察し作戦を練ることで、このスプレッド幅自体を利益に変えるチャンス(より有利な価格での約定)を見つけられる可能性もあります。

